総量規制

総量規制というものをご存知でしょうか。これは、個人の借入総額が、原則年収の3分の1になることを言います。この総量規制によって、金融機関、特に消費者金融などの金貸しをしている機関が大ダメージを受けると言われていました。しかし、はっきり言って総量規制と消費者金融は何の関係もないと言ってしまっても過言ではありません。これはものすごく簡単な理由で説明することが出来ます。それは、個人に対する貸付の制限は昔からあったからです。多重債務者のような人間に対しては金融機関は間違いなく融資をしませんし、返済能力がないとわかっている人間に対して融資をすることもありません。では、なぜこのような総量規制と消費者金融の関係のような問題が話題に上がるのかと言いますと、それは消費者金融を語ったサラ金業者が困るからです。そもそも、この総量規制というのは消費者保護の観点から設けられたものですので、それ以上に貸付をすることにメリットはないのです。そんなことをすると貸し倒れの可能性が極めて高くなってしまいます。もう一つ、総量規制と消費者金融に関係がないと言える根拠があります。それは、株価市場の相場の変動です。株価市場の相場の変動はそのままその企業に対する評価ですので、どれだけマイナスイメージの情報が流されても、株価が変動していなければ市場はそのようには捉えていないということになります。数字はウソをつきません。そして現在、大手の消費者金融で株価を大幅に下げている金融機関というのは皆無なのです。つまり、市場もそんなものは関係ないと評価しているなによりの証拠です。総量規制が出来たからと言っても、それは消費者金融の評価を落とす理由には全くなりません。消費者はそう評価しているのです。