消費者金融

総量規制が施行されて、早2年になりました。総量規制と消費者金融への影響を振り返ってみると、かなり大きいものでした。体力の乏しい消費者金融はあいついで閉店しましたし、残った会社からも転職した人が少なくありませんでした資金繰りに行き詰った利用者の中には、闇金に走った人も多かったです。とはいえ、悪い面ばかりでもありません。これまで余裕のない人に高額商品を買うためにローンを組ませていた業者は淘汰されました。悪質な訪問販売も減りました。また、返済能力を超えて借り入れしていた人の中には負担が軽くなった人も少なくないといいます。弁護士業界には活躍の場となりました。ただ、総量規制と消費者金融への影響を考えるときに、過払い金の請求は業者に同情を禁じえないものがあります。払いすぎたお金を請求すること自体は正当な権利であるとはいえ、一度に大勢の人に押しかけられてはたまったものではなかったでしょう。救われる人もいれば、泣きを見る人もいた総量規制ですが、そろそろ落ち着いた印象です。そういえば最近、総量規制を見直す動きが出ているといいます。具体的な議論がなされるのはこれからになりますが、より実態に即したものになるのでしょうか。総量規制と消費者金融の第2ラウンドが始まろうとしています。議案が提出されてから可決するまでにはタイムラグがありますから実行されるとしても数年後になるでしょう。消費者金融ではお金を貸すことから別のビジネスモデルに切り替えているところもあります。